2017年9月1日(金)~9月14日(木)、イタリア人画家Mauro Bellucci(マウロ ベッルッチ)の作品展『以心伝心 心から心へ 』が、イタリア文化会館-大阪「スパツィオ・アルテ」にて開催されます。
9月1日(金)17時からオープニングパーティーがあります。予約不要、入場無料ですので、お気軽にご参加ください。(満員の場合は入場をお断りする場合がございます。予めご了承ください。)
■イタリア国内外で活躍する画家Mauro Bellucciとは?
Mauro Bellucci(1959年 ロンバルディア州ヴォゲーラ生まれ)はパヴィーア大学で言語学を学び、日本の辞書編集法についての卒業論文を修めた後、数年かけて古典書道を習得しました。長年にわたる東洋美学、特に日本の美学と深いかかわりのある文化的分野に対する傾倒から、それらの経験を西洋人の視点と嗜好を通じて表現することに尽力しています。書道に使われる墨とネパール産の手漉き紙を用いたBellucci氏の作品は、私たち日本人にとても馴染み深く感じられる一方、Bellucci氏の西洋人としての視点の深さが際立って表現されています。Bellucci氏は、これまで数々の個展やグループ展を開催しており、イタリアで発売された黒澤明監督の映画DVD Box特別版のカバーや、JETROミラノ展2010のロゴもデザインしました。
▼Mauro Bellucci氏を紹介するESH Galleryの公式URL(イタリア語)
http://www.eshgallery.com/it/atista/mauro-bellucci/
「以心伝心」とは、日本固有の宗教観に由来する表現であり、「心から心へ」伝えることを意味しています。日本では広く知られ、日本社会の様々な場面で採り入れられています。人と人との間で、言葉を介することなく、沈黙と感情の共有による意思疎通を意味しています。この概念はマウロ・ベッルッチ氏の作品における表現研究の基盤となるものであり、作品によって鑑賞者を瞑想的とも言える沈黙へといざなうことを意図した創作を行っています。(ESH Galleryより)
主催:イタリア文化会館-大阪
共催:EHS Gallery、Arti Services
特別協賛:ROTAS JAPAN