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<講演会>漫画家 ラウラ・イオーリオ&ロベルト・リッチを迎えて

リュックは10歳、とても怖がりな男の子。中でも一番怖いのは、イタリア出身のおばあちゃんが歌ってくれる子守唄の薄気味悪い主人公「黒い男」。「馬鹿馬鹿しい!」とパパは言うけれど、案外リュックの方が正しいのかもしれない・・・

Il cuore dell’ombra は、幼いころ抱いていた恐れや夢、希望の源を探る旅の物語です。独創性の高いイラストで描かれたこの漫画は、イタリアとフランスで大きな評判を呼び、また日本でも昨年第10回日本国際漫画賞優秀賞を受賞しました。本講演は、フランコフォニー月間2018の一環として開催され、作者のラウラ・イオーリオとロベルト・リッチが彼らの作品や活動について語ります。是非ご参加ください。

トークショーの後にはサイン会を行います。

また、近くの隠れ家レストランでパーティも行います。 

講師プロフィール

ラウラ・イオーリオ
1982年6月14日、フロジノーネ生まれ。絵を描くことが好きな子どもで、幼いころの夢はジャズシンガーか漫画家。2009年、ローマ国際コミックス学校を卒業後、ロベルト・リッチとジャンカルロ・ディマジオの協力のもと、1950年代のジャズシンガーをテーマにした最初の漫画June Christy (Bd-Music)を刊行。ロベルト・リッチとは、マルコ・ダミーコと脚本を共同執筆した漫画、Le coeur de l’ombre(Dargaud, 2016)で引き続きタッグを組んだ。漫画家と並行してイラストレーターとしての活動にも着手し、フランスや米国で複数の展覧会に参加。2016年6月、パリのギャラリーL’oeil de Jackにて、Le coeur de l’ombreの企画展を開催。2017年2月、Le coeur de l’ombreが第10回日本国際漫画賞優秀賞を受賞。現在はいくつかの絵本の制作の準備にとりかかるとともに、新作漫画を執筆中。

ロベルト・リッチ
1976年9月21日、ローマ生まれ。 11歳の時すでに漫画とロックに夢中。 19歳の時、腱鞘炎のためにギタリストになる夢を諦め、漫画に全身全霊で打ち込む。ローマ国際コミックス学校に一年通った後、米国のコミック誌Heavy Metalに初期の短篇漫画を発表。2001年、フィリップ・センベール脚本によるLes Âmes d’Héliosシリーズ (Delcourt)でフランスでのデビューを飾り、同時にストーリーボード作家としての活動を開始する (Break Point [Albin Michel]、Delta [Humanoïdes Associés]、L’ombra del tempo [Delcoeur])。2008年のMokshaシリーズ (Robert Laffont)では、作画だけでなく、マルコ・ダミーコとともに脚本も担当している。 ラウラ・イョーリオとは June Christy (2009)、Le coeur de l’ombre (2016)を共同制作し、2017年、後者が第10回日本国際漫画賞優秀賞を受賞した。 2013~2014年にかけて雑誌 Splatterのカバー・アーティストを務め、同誌第2号ではパオロ・ディ・オラツィオを脚本に迎えた短篇漫画を発表。 現在、原作者のLuc Brunschwigとともに新連載 Urban(Futuropolis、全5巻)を執筆中。2018年、Urban第4巻がアングレーム国際漫画祭の最優秀コミック賞に入選。また同じく2018年、同作が「ヨーロッパの最優秀コミック」としてBDGest’Arts賞を受けた。漫画家としての活動に加え、イラストレーターとしても精力的に活動し、複数のギャラリーに作品を展示している。

 

日時: 2018年 4月21日(土) 17:00~18:30
会場: イタリア文化会館-大阪
          大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー17F
主催: イタリア文化会館-大阪
共催: アンスティチュ・フランセ 関西
※入場無料・要ご予約

◆ご予約・お問合わせ◆
イタリア文化会館-大阪
Email: corsi.iicosaka@esteri.it
Tel: 06-6227-8556

※ご予約の際は、メールの件名「ラウラ・イオーリオ&ロベルト・リッチ」、本文に①お名前、②お電話番号、③メールアドレスを明記の上、上記メールアドレスまでお送りください。

  • 主催: イタリア文化会館-大阪、アンスティチュ・フランセ関西