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マッシミリアーノ・ピサピア (テノール)「蝶々夫人」に出演

2013年に上演し大好評を得た「蝶々夫人」をニュープロダクションにてお届けします。蝶々夫人役は春秋座オペラに7回目の登場となる川越塔子、2016年の「カルメン」で鮮烈な印象を残した藤井泰子によるWキャスト。ピンカートン役はイタリアから実力派テノール、マッシミリアーノ・ピサピアを招聘し、オーディションで高い評価を得た新人・井藤航太とWキャストをつとめます。「ある晴れた日に」や“愛の二重唱”など、時に甘美に、時に哀しく、それでいて華やかに響き渡るプッチーニの名曲の数々を若手・ベテランを交えた充実のキャストでお楽しみ下さい。

マッシミリアーノ・ピサピア (テノール)

トリノ生まれのマッシミリアーノ・ピサピアは、1992年から声楽を学び、フランコ・コレッリに事。〈ジュリエッタ シミオナー卜〉 (ティト・ゴッビ)両コンクールで優勝、『蛾々夫人』のピンカートン役でパヴィア、 ブレーシャ、コモの各歌劇場でオペラ・テビューを果たす。リッカルド・シャイ一指揮、ライプツィッヒ歌劇場の「仮面舞儀会」 (リッカルド)で国際舞台に登場。以来、ミラノ・スカラ座、チューリツヒ歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ハンブルグ国立歌劇場、ブエノスアイレス・コロン歌劇場、フィレンツェ五月音楽祭劇場、ジェノヴァ・カルロ・フエリーチェ歌劇場、トリノ王立歌劇場、パレルモ・マッシモ歌劇場、アレーナ・ディ・ヴエローナ、トリエステ・ヴェリディ歌劇場、パルマ王立歎劇場、トリノ・テ’Jレ・ラーゴ・プ句ノチーニ音楽祭など、世界各地の歌劇場で次々と成功を収めている。後のレパートリーは、「蝶々夫人」「リゴレット」 「ホフマン物語」「シモン・ボッカネグラ」「ラ・ボエーム」「仮面舞踏会」「第一次十字軍のロンバルディア人」 、「ロベルト・デヴリュー」「愛の妙薬」、「ジャンニ・スキッキ」、「椿姫」、「ランメルモールのルチャ」など多岐にわたる。共演した指揮者は、アントネッロ・アッレマンディ、ブルーノ・バルトレッティ、リッカルド・シャイ一、大野和土、ダニエル・オーレン、ステファノ・ランザーニなど錚々たる顔ぶれである。 

 またピサピアは、ロッシーニ「スターバト・マーテル」、ドヴォールジャーク「スターバト・マーテル」ベートーヴェン「第九」、ヴェルディ「レクイエム」、ベルリオーズの劇的交響曲「ロメオとジュリエット」 などのコンサート・ソリストとしてもヨーロッパ各地で活躍を続けている。近年の活置はめざましく「ロベルト・テヴリュー」 (ローマ)、「レイザ・ミラー」(ミュンヘン)、「ランメルモールのルチア」(ハンブルグ)、「蝶々夫人」(モスクワ、トリノ)、「ラ・ボエーム」(トリノ)、「椿姫」 (フィレンツェ)ほか「ポリウート」(チューリッヒ、マルセイユ)、「ラ・ボエーム」 (ヴェネツィア、ハンブルグ、ドレスデン) 「椿姫」(レッチェ)、リゴレット(パレルモ)、「トスカ」(アトランタ)などに出演、好評を博している。

あらすじ

舞台は100年ほど昔の長崎。

元士族の娘で今は芸者に身をやつしている蝶々さんはアメリカ海軍士官ピンカートンと結婚することになる。しかし、つかの間の気紛れのつもりのピンカートンはアメリカへ帰ってしまう。いつの日か戻ってくるという言葉を信じて待ち続ける蝶々さん。3年後、ピンカートンは日本に戻ってくるがアメリカで別の女性と結婚しており、帰りを待ちわびていた蝶々さんの思いを知って深い後悔の念に駆られ去ってゆく。

蝶々さんはピンカートンとの間に生まれた子供に別れを告げ、そして…

京都芸術劇場 春秋座

11月3日(土・祝)14:00
11月4日(日)14:00

サイト https://www.shunjuza-opera.com/

  • 主催: 京都芸術劇場 春秋座, Kyoto Art Theater Spring and Autumn Sh