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ミンモ・カヴァッラーロ  大阪公演

ミンモ・カヴァッラーロ  大阪公演

11月1日(金) 18時30分~
11月2日(土) 14時00分~  
開場は各回30分前。

会場: 阪急うめだ本店 9階 阪急うめだホール

前売り券・当日券: 2000円 (ローソンチケット 「Lコード52821」; チケットぴあ「Pコード643-931」)

美しい海と山に囲まれた豊かな自然がひろがる地、カラブリア州は、イタリア南西部に位置し、ブーツにたとえられるイタリアの“つま先”部分にあたる。古代ギリシアを起源とし、古城や修道院、そして音楽が継承されていて、その伝統音楽のひとつに“タランテッラ”という音楽がある。タランテッラをメインとした20年続く夏のイベント“カウロニア・タランテッラ・フェスティバル”は、南イタリアの風物詩であり、そのイベントのアート・ディレクターを長年務めているのがミンモ・カヴァッラーロ氏。彼が情熱を注ぐイタリア音楽に触れる特別な2日間をあなたに。


Mimmo Cavallaro プロフィール

ミンモ・カヴァッラーロはカラブリア伝統音楽の最も権威ある奏者だ。カラブリア文化の代弁者を担う彼はカラブリア州で生まれ育ち、長年の“フィールドワーク”を通してその文化圏の様々な地域を特徴づける多彩な民族音楽の様式を記録・分析してきた。元々の歌詞やハーモニーに、方言での歌唱やカラブリア竪琴など伝統楽器の使用を組み合わせることで、彼は、イタリア民族音楽の第一人者となった。

彼のアーティストとしてのプロジェクトは、公式には2009年、初のディスコグラフィー“Sona Battenti”(エウジェニオ・ベンナート(Eugenio Bennato; 70年代からイタリアを代表するフォーク・シンガー)が先導する音楽運動“タランタ・パワー”による製作)を出したところから始まった。それまで地方での活動に限られていた彼の音楽性とその民族音楽は、イタリア国内(Primo Maggio di Roma、Musicultura、Folkest、Notte della Taranta、Roma incontra il Mondo)や国外(Stimmen festival、Sfinks festival、Tronto Tarantella Festival)の主要な音楽フェスティバルでのライブを通して伝播していった。

古来から伝承されてきた魅惑的な民族リズムが、革新的な装いで現代風のアレンジで巧みに生まれ変わった音楽はみんなを虜にしてきた。そして、その影響として自発的に社会的なフォーク・リヴァイヴァル運動が巻き起こり、民族楽器の奏者や民族音楽グループ、リュート製作者たち、楽器制作や民俗舞踊の学校などが登場した。

カヴァッラーロはこういった運動の中心人物と認められ、彼の様式的観点からのアプローチは、信頼できるものとして国内のミュージックシーンに顔を覗かせ、各種メディア、広場、主要イベントに影響を与えている。


アーティスト経歴:

2009年 デビューアルバム“Sona Battenti”(エウジェニオ・ベンナートが先導する音楽運動“タランタ・パワー”による)

2010年 “Sona Battenti”がFestival della Cicala di Napoliにて民俗音楽最優秀レコード賞受賞

2011年 TaranProjectグループを設立、アルバム“Hjuri di Hjumari”製作。伝統音楽の表現から出発して、極端な形で“ワールド・ミュージック”な地平へと広がっていく芸術的着想だった。

2012年 TaranProjectとの合作第2弾となる“Rolica”発表。

Kaulonia Tarantella Festivalの芸術指揮に任命される。また、同フェスティバルにおいては、複数回にわたって、Antonella Ruggero、Davide Van De Sfross、Cristiano De Andrè、Marcello Cirilloとデュエットした。

2013年 TranProjectとの合作第3弾“Sonu”(方言による最優秀アルバムとしてTenco賞候補となる)

2014年 数年に渡って収集してきた題材を使い、彼の研究期間のうちで最も意義深い曲を収めた新しいアルバムの製作を決意する。彼はそれらの曲を聖(クリスマスソング、復活祭ソング)と俗(愛や旅立ち、怒りや、仕事に関わる日常エピソードを歌った曲)の2つのカテゴリーに分けた。それらを収めた“Sacro et Profano”と名付けられた2枚組CDは、31の伝統曲を濃い詩的要素と近代的な洗練されたサウンドによって再解釈しつつ、代々伝わってきたオリジナルな表現のあり方に背くことはない。このプロジェクトを2014年Loano賞に候補として提出した。

2015年 ピアチェンツァ出身のシンガー・ソングライターDaniele Rondaと“Inno alle diversità” (i-Company製作、“Repubblica”ウェブサイトにて先行配信)のビデオクリップを共同製作する。

“Lu cantu di lu marinaru e un seminario”でExpo 2015に参加。カラブリア州スタンド内で行われたカラブリア民俗音楽に関する会議に報告者として参加。

2017年 自身の代表曲を集めたオムニバス“Live in studio”発表。また、同年、ビデオクリップ“Europa che danza”発表。これは、Primo Maggio a Romaコンサートにて先行発表され、ポータルサイトFan Pageのスペクタクルセクション限定で公開された。

2018年 ニューアルバム“Calanchi”発表。“Calanchi”とは、峻厳な山々がイオニア海へと沈み込んでいく南イタリアの大地を連想される言葉。アルバムを締めくくるシングルで、自らの出身地を去らねばならなくなった人々の物語を歌う“Calanchi e Criti”のビデオクリップ公開。

4月には、ブエノス・アイレスにて“BA celebra Brasil 2018”にバンドとともに参加し、Plaza de Mayoの見事な雰囲気の中、30,000人を超える人々をダンスへと誘った。


MIMMO CAVALLARO 曲

EUROPA CHE DANZA
https://www.youtube.com/watch?v=cnWdE9V-0yQ

PASSA LU MARI
https://www.youtube.com/watch?v=70aMfdCl91s&list=OLAK5uy_nZNrK9e01bgmv_RVjDBBjS5SBo7TpxVDg&index=9

CIOPARELLA
https://www.youtube.com/watch?v=pKArY3n82dU&list=OLAK5uy_nZNrK9e01bgmv_RVjDBBjS5SBo7TpxVDg&index=7

DOCUMENTARIO
https://www.youtube.com/watc h?v=uYp5sxI_el8