ジャンルーカ・ルージ&ヴィットリオ・メッザ デュオ初来日公演
『自由を求めて』(大阪公演)
日時: 2019年 12月16日(月) 18:30~ (18:00開場)
会場: 大阪府立労働センター プチ・エル(大阪市中央区北浜東3-14)
●京阪・Osaka Metro谷町線「天満橋駅」より西へ300m
●京阪・Osaka Metro堺筋線「北浜駅」より東へ500m
●Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋駅」より東へ1,200m
●JR東西線「大阪天満宮駅」より南へ850m
※入場無料・要ご予約(連絡先は下記) 定員に達しました。
アルバム『自由を求めて』は、暴力から言論の自由を守ることを目的として活動しているNPO団体「情報のための酸素協会」の要請による音楽企画で、人権や表現・出版の自由に捧げるオリジナル曲で構成されています。タイトル曲『自由を求めて』は、ユネスコおよびイタリア国内の主要機関の後援のもと、ローマのマダーマ宮殿(イタリアの上院)で開催された「ジャーナリストへの犯罪不処罰をなくす国際デー」において、初めて観客の前で演奏されました。
ジャズと人権という歴史的な組み合わせは、音楽の中で表現された社会問題やテーマ、そして地球上のあらゆる国や地域の人々と平和・自由・平等という普遍的価値とを結びつける外交的役割を担います。
本公演では、『自由を求めて』をはじめとするオリジナル曲と、日本の皆様にも馴染みのあるスタンダード曲とを演奏します。
◆ご予約・お問合わせ◆ 定員に達しました。
イタリア文化会館-大阪
Email: info.iicosaka@esteri.it
Tel: 06-6227-8556
※ご予約の際は、メールの件名「12月16日コンサート」、本文に①お名前、人数 ②お電話番号を明記の上、上記メールアドレスまでお送りください。
【アーティストプロフィール】
Gianluca Lusi (ジャンルーカ・ルージ) サックス、作曲
楽器を意のままに操る力、独創的なフレージング、シャープで洗練されたサウンドにより、2012年、2013年、2015年、2016年、2017年、2018年の「TOP TEN JAZZIT AWARD」で、イタリアで最も優れたサックス奏者のひとりに挙げられる。
ラクイラのカゼッラ音楽院のサックス科を卒業し、ローマのサンタ・チェチリア音楽院で、ジャズの作曲・編曲の高度なスキルとその専門性を深め、最高得点(満点+名誉)で2年課程を修了。
現在は、イタリア教育大学研究省の所属の音楽教員。これまでに、サンタ・チェチリア音楽院の協力のもと、ローマのカーザ・デル・ジャズ他のフリージャズコースや、ローマのプラエネステ音楽アカデミーの教員をつとめる。また、ソリストとしての精力的な活動により、ダニーロ・レア、マウリツィオ・ジャンマルコ、ロベルト・ガット、グレゴリー・ハッチンソン、リューベン・ロジャース、ダリル・ホール、ジョエル・ホルムズ、オリヴァー・ハットマン、デニス・キング等、多数のビッグアーティストとイタリア国内外で共演。
これまでに6枚のリーダーアルバムの他、サポートメンバーとして参加した2枚のアルバム、1枚のサウンドトラックCDをリリース。『Il Messaggero』、『Il Secolo XIX』、『Jazzitalia』、『Jazz Convention』、『Jazzit』、『All About Jazz』、『Roma in Jazz』、『La Gazette Bleue D’Action Jazz』等の大手新聞や専門誌にレビュー掲載。
Vittorio Mezza (ヴィットリオ・メッザ) ピアノ、作曲
クラシック音楽を学んだ後、ローマのサンタ・チェチリア音楽院のジャズ科を満点で卒業。
その後、デイヴィッド・リーブマン(イーストストラスバーグ大学ペンシルベニア校)のクリマティック・マスタークラス等で研鑽を積み、ウェイン・ショーター・カルテット、ピーター・アースキン、マイク・スターン・バンドのコンサートの前座をつとめる。カナダ、米国、ドイツ、フランス、カメルーン、南アフリカで演奏。「モントルー・ジャズピアノ ソロ コンペティション2005」にイタリア人ピアニストとして唯一参加。
これまでに10枚のリーダーアルバムに加え『Pianogroups Vol.1』、『Pianogroups Vol.2』(Berben Ediz.)、『Birth from a bird – for piano』、『Memories of Love』(Florestano Ediz.)、『Nuovi Percorsi Improvvisativi – Tecniche avanzate pianoforte』(Libreria Universitaria)、『Fragments』(Utorpheus Ediz.)といった著書もリリース。
『Top Jazz』の2006年の投票では、「最も優秀なイタリアの新しい才能」部門にその名が挙げられている。
メッザの音楽は、ヨーロッパから北中南米、アジア、アフリカ、オーストラリアで聴かれており、国際的な主要新聞・誌の多数のレビューで高く評価されたお陰で、アリタリア航空のジャズCDコレクションに選ばれた。
米国では、CD『Vittorio Mezza Trio』(AbeatRecords)の収録曲『AFA』と CD『MMP』(AbeatRecords)の収録曲『YOUNIQUE』で、作曲家兼パフォーマーとして「Just Plain Folks Music Awards 2017」(ロサンゼルス)にノミネートされた。
メッザは長年、イタリア放送協会(RAI)とコラボレーションを続けている。また、現在は、フロジノーネ音楽院のジャズピアノの教授として教鞭をとる。