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陣内秀信教授講演会「イタリアの都市再生:チェントロストーリコからテリトーリオへ」

「持続可能な開発フェスティバル2021」の開催を記念し、高名な建築史家でイタリアと日本の都市計画に造詣の深い陣内秀信教授がイタリアの「都市再生」について語ります。イタリアは、歴史的遺産および歴史地区の保存と地域・景観・持続可能な環境保全のためのオープンな取り組みとの対話において前衛的な過程を誇る国です。陣内教授は、美術史家・建築家・環境プランナー・社会学者・計画経済論者の間でなされた概念上の道筋を日本の実情と対比しながら読み解き、環境・歴史・文化を融合した大規模なインタラクティブネットワークの中で、特別な社会構造を持つ有名な芸術都市、小都市、農村地区を統合した「イタリア・モデル」について語ります。

陣内 秀信
1947年福岡県生まれ。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了・工学博士。法政大学江戸東京研究センター特任教授。イタリア政府給付留学生としてヴェネツィア建築大学に留学、ユネスコのローマ・センターで研修。専門はイタリア建築史・都市史。パレルモ大学、トレント大学等の契約教授を務めた。中央区立郷土天文館館長、国交省都市景観大賞審査委員長。

著書:
『東京の空間人類学』(筑摩書房、1985年)
『ヴェネツィア-水上の迷宮都市』(講談社、1992年)
『都市と人間』(岩波書店、1993年)
『水と都市』(編著、岩波書店、1993年)
『水の都市 江戸・東京』(編著、講談社、2013年)
『水都学』全5巻(共編、法政大学出版局、2013-2016年)
『水都ヴェネツィア-その持続的発展の歴史』(法政大学出版局、2017年)。
『建築史への挑戦―住居から都市、そしてテリトーリオへ』(共編、鹿島出版会、2019年)
『水都東京―地形と歴史から読みとく下町・山の手・郊外』(筑摩書房、2020)
『都市のルネサンス イタリア社会の底力』(古小烏舎、2021年)

受賞歴:
サントリー学芸賞、地中海学会賞、イタリア共和国功労勲章、建築学会賞、ローマ大学名誉学士号、サルデーニャ建築賞、アマルフィ名誉市民、ANCSAアルガン賞他。

  • 主催: Istituto Italiano di Cultura di Osaka