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長浜-ヴェローナ姉妹都市提携30周年記念WEBコンサート『マウロ・オットリーニ ライブ』

Mauro Ottolini

長浜市とヴェローナ市の姉妹都市提携30周年を記念し、ヴェローナ出身のトロンボーン/トランペット奏者:マウロ・オットリーニによる独占WEBライブを公開いたします。

マウロ・オットリーニです。イタリア「トップ・ジャズ」の「最優秀イタリア人ジャズミュージシャン賞」をはじめ数々の賞を受賞したほか、音楽に芸術的かつ革新的な貢献をしたとして、ユネスコのヴェネト文化大使に任命されたアーティストでもあります。今回は、トーマス・シニガリア(アコーディオン)、マルコ・ビアンキ(ギター)とのトリオで、日本の皆様に向けた全7曲の独占ジャズコンサートをお届けします。

 

▶ WEBコンサートの視聴はこちらをクリック

 

出演
マウロ・オットリーニ (トロンボーン/トランペット)
マルコ・ビアンキ (ギター)
トーマス・シニガリア (アコーディオン)

 

プログラム
1. ダミアーノ・トンマージ ヴェローナ市長あいさつ
2. マウロ・オットリーニ ライブ(イタリア国内で無観客ライブを行い収録した独占コンサート)
1) FATUMU(ファトゥーム ~運命~)
2) YVES L’ACCORDÉONISTE(アコーディオン弾き イヴ)
3) THE WEDDING(結婚)
4) 180-78(180-78)
5) CAROVANA NEGRA(黒いキャラヴァン)
6) ART DECO(アールデコ)
7) TANGO DEI CLOWNS(道化師のタンゴ)
※ 途中でヴェローナの街の美しい風景映像が挿入されます。
3. 浅見宣義長浜市長あいさつ

 

マウロ・オットリーニ
作曲家・編曲家、様々な楽器のマルチプレーヤー、金管楽器の専門家であるマウロ・オットリーニは、最も興味深いイタリア人アーティストの1人とされる。
1993年、トロンボーンとトランペットでヴェローナ音楽院を満点で卒業し、その数年後にはトレント音楽院のジャズ科を卒業。
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団で12年間演奏した後、彼をより夢中にさせる音楽:ジャズの道へ進むために退団することを決意。メインで演奏している楽器のトロンボーンに加え、スーザホン、トランペット、フリューゲルホルン、バストランペット、ユーフォニアムなど、あらゆる金管楽器の表現法を習得。
2012年、オットリーニはイタリア全国評論家賞「トップ・ジャズ」の「最優秀イタリア人ジャズミュージシャン賞」を受賞。彼は作曲家・編曲家として批評家から数々の賞を受賞している。
オットリーニは偉大なトランペッター:エンリコ・ラヴァと様々なプロジェクトでコラボしている。また、ケニー・ホイーラー、デイヴ・ダグラス、パオロ・フレス、トリロク・グルトゥ、ステファノ・ボッラーニ、ヤン・ガルバレク、フランコ・ダンドレア、カーラ・ブレイ、ファブリツィオ・ボッソ、フランク・レイシー、スティーヴ・スワロウ、トニー・スコット、ハン・ベニンク、マリア・シュナイダー、ゲイリー・ヴァレンテ、シーン・バーギンほか世界中の錚々たるメンバーとも共演。さらに、グレイス・ジョーンズ、ジノ・ヴァネリ、エイミー・スチュワート、ジョセフ・ボウイといったブラック・ミュージックのビッグネームたちともコラボしている。
イタリア国内でも、ヴィニーチョ・カボッセラ、ルーチョ・ダッラ、パティ・プラヴォ、ロッサーナ・カザーレ、アルベルト・フォルティス、ジーノ・パオリ、リッカルド・フォッリ、ジュリアーノ・サンジョルジ、ネグラマーロ、スブソニカ、ダニエレ・シルヴェストリ、ラファエル・グァラッツィ、ガエターノ・クッレーリ、モルガン、レンツォ・ルビーノ、マリカ・アヤン、シモーナ・モリナーリ、カリマ、ペトラ・マゴーニ、ロイ・パーチ、モッタ、ブルノーリ・サス、ミーカ、ヴァン・デ・スフルース、マルコ・メンゴーニ、フェデス、フランチェスカ・ミキエリンほか多数のアーティストとコラボしている。
オットリーニはニューヨーク大学で教鞭を執ったほか、重要な音楽院や学校でコースを担当した。その中にはヨーロッパ屈指の音楽教育機関であるパリ高等ジャズ音楽院も含まれる。
トロンボーン奏者のスティーヴ・トゥッレどの出会いは非常に特別で刺激的なものであった。彼のお陰でオットリーニは、その才能と熱狂をもって、かなり野心的なプロジェクトのために貝殻を奏でることを習得した。それは「Sea Shell」(貝殻)というCD とアニメの制作企画で、海の世界を尊重し、今や持続不可能となった汚染を告発するものであった。この作品はAzzurra Musicレーベルからリリースされ、グリーンピース、レーガンビエンテ、ウンブリア・ジャズなどの機関に支持された。
マウロ・オットリーニにとって、知識と研究は、質の高いサウンドと洗練された比類なきスタイルを作り上げる土台となっている。
オットリーニは、ウンブリア・ジャズ、バンコク・ジャズ・フェスティバルなどの重要なフェスティバル、そして中国、ブラジル、ポーランド、タイ、ドイツ、オーストリア、スイス、フランス、ノルウェー、スペイン、ポルトガルなど世界各地の重要な劇場やホールで演奏会を行い、300枚以上のCDを収録した。そのうち30枚はオットリーニのリーダー作である。
ちょうど2019年間、貝殻の研究による作品「Sea Shell – Musica per conchiglie」(シーシェル – 貝殻のための音楽)の後に、このヴェローナ人アーティスト:オットリーニに新種の貝殻の発見が捧げられ、クプラ・マリッティマ軟体動物学博物館は、オットリーニにちなみ、その新種の貝を「トゥリテッラ・オットリーニ」と名付けた。

  • 主催: イタリア文化会館-大阪
  • 協力: 長浜市 ヴェローナ市 NewAgeProductions