2017年冬講座 イタリア美術史講座
イタリアは魅惑的な美術作品の宝庫。才能溢れる芸術家たちを多く輩出してきました。
今回の講座では、その中でもとりわけユニークな輝きを放つルネサンス期の画家ピエロ・デッラ・フランチェスカ、ジョヴァンニ・ベッリーニ、そしてコレッジョの三人をとりあげ、その生涯と作品を分かりやすくご紹介します。 さぁ、あなたも美しい名作の世界に足を踏み入れてみませんか?
第三回のテーマは『Antonio da Correggio (アントニオ・ダ・コレッジョ 1489 – 1534年)』です。
北イタリアのモデナの近くのコレッジョで生まれ、パルマを中心に活躍した画家の本名はアントニオ・アッレグリで、生地の町の名にちなんでコレッジョと呼ばれる。修業期の経歴については不明な点が多い。天井画における効果的な短縮法(遠近法の技法の一種)の使用や、天井に開いた穴から本物の空を見上げているような錯視効果をねらった表現は、マンテーニャの影響によるものであろう。(Wikipedia引用)
授業は豊富なスライドを用い、日本語で行われます。 当講座は各テーマを3レッスン行います。
金曜日クラスか土曜日クラスのどちらかのお申込ください。 両曜日で取り扱う内容は同じものです。
◆日程とテーマ◆
次回:第三回美術史
3月11日(土) コレッジョの芸術1ー生誕と修行時代
3月18日(土) コレッジョの芸術2ーパルマでの栄光
3月25日(土) コレッジョの芸術3ーマントヴァでの神話画制作と死
◆時間◆
土曜日クラス 10:30-11:30
◆受講料◆
6,000円/3回
◆講師◆
木村 太郎
[プロフィール]
1978年、北海道函館市生まれ。2007年、大阪芸術大学大学院博士課程修了。博士(芸術文化学)。
2012~14年にピサ大学美術史学科留学(イタリア政府給費留学生)。
現在、大阪芸術大学非常勤講師。専門はイタリア・バロック絵画史。
論文に「カラヴァッジョ作《メデューサの首》をめぐって」『イタリア学会誌』(2006年)
「Analisi iconografica del “San Giovanni Battista nel deserto” del Caravaggio della Galleria Borghese di Roma」『Artibus et Historiae』(2015年)
訳書にローナ・ゴッフェン『ヴェネツィアのパトロネージーベッリーニ、ティツィアーノの絵画とフランチェスコ修道会』石井元章監訳(三元社、2009年)など。
◆場所◆
イタリア文化会館
◆お申込/お問い合わせ先◆
お申込の際は下記のメールアドレスまでメールをお送りください。
メールアドレス:corsi.iicosaka@esteri.it
件名を『美術史』とし
・お名前フルネーム(漢字とローマ字)
・電話番号
・メールアドレス
・第何回講座をご希望か(例:第一回美術史)
・ご希望の曜日(金曜日 or 土曜日)
メールアドレス:corsi.iicosaka@esteri.it
電話番号:06-6227-8556
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