第16回世界イタリア語週間
「1960年代のミラノ アート・シーン。芸術とデザイン」講演会
講師 マリーナ・プリエーゼ (現代美術史学者、ミラノ市立 Museo del Novecento 20世紀美術館元館長)
日時:2016年11月24日(木)18:00〜 「要予約」
場所:イタリア文化会館 – 大阪
20世紀のイタリア美術を代表する芸術家の中で、最も世界的に話題性があり、Spazialismo (空間主義) 運動の創始者でもあるLucio Fontana ルーチョ・フォンターナは美術と文化が輝いていた戦後のミラノを拠点としていました。
こちらの講演会ではデザインにおけるテーマを考えます。2016年12月末から2017年1月半ばにかけて、枚方市にて作品が展示される、60年代から80年代にかけてミラノで活動していた日本人芸術家、中井克己氏を紹介していきます。
(講演会はイタリア語で行われ、日本語通訳が付きます)
講師 マリーナ・プリエーゼ プロフィール
現代美術史家、キューレイター。ミラノの「20世紀美術館(Museo del Novecento)」と「文化博物館(Museo delle Culture)」の設立企画を監修し館長をつとめた。 近代美術館(Galleria d’Arte Moderna)」の館長も兼任した。また、ミラノの「ブレラ国立美術学院(Accademia di Belle Arti di Brera)」や「カリフォルニア美術大学(California College of the Arts)」で、美術館学やキュレーションを教える。 来年、ミラノの「ハンガー・ビコッカ ミュージアム(Hangar Bicocca Museum)」で開催予定の「ルーチョ・フォンタナ −環境−(Lucio Fontana. Ambienti/Environments)」展は彼女によるプロジェクトです。