人間の値打ち
緻密な構成とスリリングな展開、そして衝撃のラストに誰もが息をのむ傑作ラグジュアリー・サスペンス
<世界が絶賛!イタリア・アカデミー賞7部門受賞>
クリスマスイヴ前夜、イタリア・ミラノ郊外で起こったひき逃げ事故。これをきっかけに、経済格差のある3つの家庭に隠された秘密が浮かび上がる。投資ファンドで一攫千金を夢見る男。自分の居場所を見いだせない富豪の妻。愛に懐疑的な女子高校生。彼らは事故が起こったその晩、どこで誰と一緒にいたのか?
「ある夜の出来事」がそれぞれの視点で語られるうちに秘められた真実があらわになっていゆく―。
イタリア・アカデミー賞で、『グレート・ビューティー/追憶のローマ』など強豪を制して作品賞、脚本賞など主要7冠に輝いたほか世界各国で称賛を浴びた傑作がついにその全貌を明かす。
<STORY>
町で小さな不動産屋を営むディーノは、娘のセレーナ、後妻である心療内科医のロベルタと共に暮らしている。ある日、富豪のボーイフレンドの家に遊びに出かける娘を送り届けたディーノは、屋敷の主人であるジョヴァンニ・ベルナスキに近づき、ベルナスキが手がける投資ファンドに参加したいとほのめかす。一攫千金をもくろんだディーノは、銀行から70万ユーロもの大金を借り、ファンドに参加する。
ベルナスキ夫人のカルラは、富豪の妻として何不自由ない生活を送っているが、自分の居場所を見出せず空虚な毎日を過ごしていた。ある日、町にある唯一の劇場が老朽化のため取り壊されそうになっているのを知ったカルラは、劇場再建のための出資を夫に依頼し、劇作家や評論家を巻き込んで自ら運営委員会を立ち上げる。
ディーノの娘・セレーナは金持ちの子女が集まる高校に通っている。お金持ちのボーイフレンドはいるが、本当の愛とは何かはまだ知らずにいる彼女は、ある日、継母であるロベルタの勤務先で不思議な少年と出会う。
それから半年後のクリスマスイヴ前夜。ディーノ、カルラ、セレーナ、それぞれの思惑と欲望が、一件のひき逃げ事故をきっかけに紐解かれていく――。
監督・脚本:パオロ・ヴィルズィ 原作:スティーヴン・アミドン「Human Capital」
出演:ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、ファブリツィオ・ベンティボリオ、マティルデ・ジョリ、ファブリツィオ・ジフーニ、ヴァレリア・ゴリノ、ルイジ・ロ・カーショ
2013年/イタリア/109分/カラー/PG12
原題:IL CAPITALE UMANO
© 2013 Indiana Production Company Srl / Manny Films
10/29(土)~テアトル梅田、T・ジョイ京都 以降、12/3(土)~ シネ・リーブル神戸にて順次公開!
イタリア文化会館-大阪 CARTA LEONARDO会員特別優待情報
■テアトル梅田、シネ・リーブル神戸 でご鑑賞いただく際・・・
チケットをご購入の際、窓口で会員証をご提示いただくと、「人間の値打ち」ご鑑賞料金が、
当日一般:1,800円の処 ⇒ 1,500円 (他の割引サービスとの併用不可)
■T・ジョイ京都 でご鑑賞いただく際・・・
「人間の値打ち」当日券と会員証をご提示いただくと、ポップコーン(塩)Sサイズをプレゼント
【対象】 イタリア文化会館—大阪 CARTA LEONARDO会員証をお持ちのご本人様のみ
【期間】 各劇場での「人間の値打ち」公開期間中