Laboratorio Zanzara ポスター展
Stu-Art 2015 現在開催中のミラノ国際博覧会に合わせ、ミラノの姉妹都市である大阪にて、イタリアの芸術学校や大学で学ぶ学生による作品展“stu-art exhibition 2015”を開催します。 stu-art exhibition 2015 の第三弾として6月22日(月)よりイタリア文化会館にて一般公開する平面作品を、 また7月6日(月)からは、グランフロント大阪にて出展校の映像作品を上映します(北館ナレッジキャピタルThe Lab.2F)。 stu-art とは stu-art = study art, student art studyやstudentの語源であるラテン語studiumは、“何かに没頭する、熱中する” を表します。 stu-artは、イタリアのアート・デザインスクールで学ぶ学生や、いくつになってもartを愛し、学び、熱中するアーティストたちが心をこめて作ったアート作品やデザインを日本で広く紹介し、彼らの芸術性や創作意欲がさらに向上することを支援するプロジェクトです。 http://www.stu-art.jp/ LABORATORIO ZANZARA ラボラトリオ・ザンザーラ は、知的なハンディがある人々がデザイン、写真、ビジュアル・コミュニケーションなどの芸術や創作を通じて市民との関わりを深めるために生まれた非営利団体です。このNPOには、2つの重要なポリシーがあります。1つ目は、作品を制作する時間を存分にかけることができる環境をつくること。ザンザーラは職人の工房をモデルに、本当に仕事をする環境を組み立てました。もうひとつは、作品の製作者を かけがえのない財産 であるということ認めることです。仕事には集団で取り組み、それぞれが自分の経験を持ち寄り一人が全体の一部となります。一緒に何かを創ることは、プロジェクトの中でだんだん明確な形になっていきます。そのようにして完成した作品は、質が良いというだけでなく、見た目も興味深いものばかり。さらには社会的連帯の意味をなすものでもあります。創造力は、ハンディのある人々にとって、仕事をする原動力となり、仕事ができるということは市民としての権利を再確認できることでもあります。このプロジェクトが成り立っているのは、工房運営から得た多くの経験とトリノ市民の協力、そしてヴィジュアル・コミュニケーションやデザイン、アートを教える教授陣の大きな愛情とサポートがあるからです。互いに理解をするということを大切にしてきた過程で、ハンディーを持った方たちが創る作品には大きな意味があり、このプロジェクトに関わった人々との共生の証です。http://laboratoriozanzara.it/