いいなづけアレッサンドロ・マンゾーニ
2013年7月5日(金)開場17:30 開演 18:00
於 学校法人 平安女学院 アグネスホール
京都
監督・俳優 Massimiliano Finazzer Flory
振付・踊り Ghislaine Valeriani, ヴェローナ・アレーナ歌劇場プリマドンナ
音楽 G. Verdi, Nino Rota 、Luciano Berio
衣装 スカラ座衣装部
上演時間 :約75 分
イタリア語による上演に日本語字幕付き
ジュゼッペヴェルディとアレッサンドロマンゾーニに捧ぐマッシミリアーノ・フィナッツェール・フローリーがジュゼッペ・ヴェルディとアレッサンドロ・マンゾーニの「いいなづけ」にオマージュを捧げ、演ずる音楽・文学劇。
イタリア誕生150 周年記念に誕生した当劇はこれまでに世界各国で上演されてきた。
ヴェルディ誕生 200 周年に際し、この著名作曲家の音楽をふんだんに利用し(リゴレット、オテッロ、ドンカルロ)、さらにヴェローナ・アレーナ歌劇場プリマドンナ、ギスレイン・ヴァレリアー二が共演。
ここでは二つの挑戦が試みられる。アッボンディオ師のような人物が演じられると同時に、ロドリーゴ師、クリストフォロ修道士、ルチア、無名の人物、レンツォ、そして市民がそれぞれシェークスピア的人物として取り組まれる。二つ目の挑戦はいかにして神意の力をかりることなく、マンゾーニの言葉に光を当てるか。彼の言葉は今日なおこれまでになく多声音楽的、論争的、詩的であり驚くほどに今日的、演劇的である。音楽、ダンスそして言葉の間に共有される容赦ないまなざしをもった作品の赤い糸を探ること、そしてマンゾーニが個人から民衆に変化を遂げる人間を観察し、意識的であるなしに関わらず登場人物それぞれが自らの立場をなすストーリーの再発見、このふたつが今回のフローリーが試みるものである。
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