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対談動画: アントニオ・チッテリオ × 喜多俊之「デザイン 昨日・今日・明日」-イタリアン・デザイン・デー2023-

Sig. Citterio x Sig. Kita

イタリアと日本、それぞれを代表する2人のデザインの巨匠(マエストロ)がデザインの現在過去未来について語ります。

1980年代、近代化が進む日本で、古い文化を新しい文化で作り変える動きが起こっていた時に、外国人として外から日本の文化をみつめ、その伝統を残しながら新しい文化との融合を目指したアントニオ・チッテリオ氏。
まだデザインが市場として確立されていなかった50年前、有機的な形と色彩を持つWinkチェアーを発表しデザイン市場に大きな改革をもたらし1つの時代を築き上げた喜多俊之氏。
50年来の友人である両者は、その長いデザイナー人生を過去の経験から未来の構想に至るまで、社会的背景を交えながら多面的に考察していきます。

 

イタリアン・デザイン・デー2023記念 対談動画

アントニオ・チッテリオ × 喜多俊之「デザイン 昨日・今日・明日」

 

動画のご視聴はこちら

 

プロフィール
アントニオ・チッテリオ
1950年メーダ(ミラノ)生まれ。ミラノ工科大学を建築学で卒業後、1972年に自身のスタジオを設立し、アルクリネア、B&B Italia、ボッフィ、ブリオンベガ、フレックスフォーム、フロス、インダ、カルテル、ティッセタンタ、Valli & Valli、ヴィトラなど様々な企業との協働を開始。
1987年からテリー・ドーンとともにヨーロッパと日本でさまざまな建築物を手がける。同年には、B&B Italiaのソファ「シティ」がコンパッソ・ドーロ賞を受賞。
1993年から1995年ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート、家具デザインコース審査委員会の非常勤メンバーを務めた。
1994年にはカルテルの収納家具「モービル」がコンパッソ・ドーロ賞を受賞。
ミラノのドムスアカデミーと、ローマ・ラ・サピエンツァ大学で教鞭を執り、1999年にla Antonio Citterio & Partnersを設立。
彼の作品はニューヨークのMOMAのコレクションとして常設されている。
ミラノ在住。

 

喜多俊之
世界的に有名で、多方面で活躍する、最も優れた日本人プロダクト・デザイナーの一人。大手企業グループと長年に渡りコラボレーションしている。
1942年、大阪生まれ。1967年に大阪でデザイン事務所を開く。1969年より早くもイタリアとのコラボレーションを開始。
大阪芸術大学教授。
ヨーロッパや日本向けの家具や、有名な液晶テレビ「AQUOS」をはじめとする家電、ロボット、家庭日用品に至るまで数多くの製品のデザインを手掛ける。作品の多くがニューヨーク近代美術館、パリのポンピドーセンターなど世界中のミュージアムにコレクションされている。
また、2009年に大阪で始まった、インテリアデザインと素敵な暮らしをテーマにした国際見本市「LIVING & DESIGN」主宰。
2011年、イタリアの「ADI黄金コンパス賞(国際功労賞)」を受賞。2017年には「イタリア共和国功労勲章コンメンダトーレ」叙勲。

  • 主催: IIC OSAKA