当サイトは技術的(必須)及び分析用クッキーを利用しています。
サイト閲覧を継続するとクッキーの利用に同意したとみなされます。

サンレモ・ジョーヴァニ ワールドツアー 大阪公演

SGWT_OSAKA (fronte)_light

1951年に誕生した「サンレモ音楽祭」(イタリア人は「サンレモ」と呼びます)は、世界で最も古く、長い歴史を誇る音楽祭のひとつで、これまでにドメニコ・モドゥーニョからジリオラ・チンクエッティ、アンドレア・ボチェッリ、マネスキンまでイタリア国内外で大成功を収めた多くの歌手を輩出してきました。
1993年からは、「サンレモ音楽祭」の新人部門への出場をかけて新人アーティストが競い合う関連企画コンテスト「サンレモ・ジョーヴァニ」が開催されるようになりました。
さらに2019年からは、イタリア外務・国際協力省の主催の「サンレモ・ジョーヴァニ・ワールドツアー」が始まり、イタリア文化会館ネットワークのお陰で、世界中で新しいイタリアの歌の普及に貢献しています。
その枠組の中で、イタリア文化会館-大阪は、2025年5月19日(月)17時より、大阪・関西万博のEXPO アリーナ「Matsuri」において、アンジェリカ・ボーヴェ、ローレン、マリア・トンバ、そして2021年「サンレモ・ジョーヴァニ」優勝者のユーマンという4人のアーティストをご紹介します。マエストロ マウリツィオ・フィラルド率いるバンドが若手アーティストたちの脇を固めます。

 

出演

アンジェリカ・ボーヴェ(Angelica Boveは2003年、ローマで生まれる。TikTokの動画配信で音楽キャリアをスタートし、瞬く間に多くの視聴者を獲得。タレント発掘番組『Xファクター』への参加と、その後に「サンレモ・ジョーヴァニ」のファイナリストに選出されたことにより、彼女の名声はイタリア国内の音楽シーンで確固たるものとなり、最も将来が期待されるタレントの一人としての地位を確立した。

ローレン(Lor3nことロレンツォ・イアヴァニリオは2001年生まれ。ギターとピアノを学び、14歳で作曲を始めた。曲作りを始めました。2019年にセルフプロデュースした1stシングルをリリースして現在のマネージャーの目に留まり、2023年には「サンレモ・ジョーヴァニ」に出場して決勝に進出した。2024年、新EP『Galassia』をリリースした。

マリア・トンバ(Maria Tomba)は2002年にヴェローナで生まれた。幼少時よりアーティスティックな道を歩み始め、音楽とファッションへの情熱を同時に育んだ。2023年にタレント発掘番組『Xファクター』に参加。その風刺的で独特なアプローチが評価され、2025年のサンレモ音楽祭の参加者に選ばれた。

ユーマン(Yumanは1995年にローマでカーポヴェルデ人の父とイタリア人の母のもとに生まれた。2015年に彼はロンドン、そしてベルリンに移り住んで、さらに音楽の研究を深めた。2018年に1stシングルが、そして2019年にはデビューアルバムがリリースされ、ヨーリッパで大いに注目を集めた。2021年の「サンレモ・ジョーヴァニ」で優勝して翌2022年のサンレモ音楽祭に出場、評論家特別賞のひとつを獲得した。2024年には2025年に発売予定のアルバムから先行シングル2枚をリリースした。

 

司会

マッテオ・インゼオ
1976年生まれ、イタリア・ラツィオ州ラティーナ出身。ローマ大学東洋研究学部日本語・日本文学科を卒業。
2002年に「語学指導等を行う外国青年招致事業(JETプログラム)」により来日し、群馬県前橋市役所にて国際交流員として勤務。2003年より東京のベリタリア・イタリア語文化教室にてイタリア語教師として活動を開始。
2005年からは、NHKテレビ「イタリア語会話」「テレビでイタリア語」「旅するイタリア語」「旅するためのイタリア語」などに出演。2010年よりNHKラジオ「まいにちイタリア語」にパートナーや講師として出演し、現在は「ローマを巡ろう!」に出演中。
2019年には、東京のイタリア文化会館で開催された「Sanremo Giovani World Tour」にてMCを務めた。
外国人へのイタリア語教授法認定資格「DITALS」を取得しており、日本語能力試験(JLPT)1級を保有。
著書に音声DL BOOK伊日対訳エッセイ『風変りで愛しいニッポン(Caro Giappone)』(NHK出版)がある。
2023年より、イタリアの家庭料理を紹介するコーナー「In cucina con Matteo! ~マッテオのキッチン~」を、雑誌『mono MAGAZINE』にて連載中。

  • 主催: イタリア文化会館-大阪
  • 協力: イタリア外務・国際協力省、RAI(イタリア放送協会)、大阪万博イタリア政府委員会