イタリア北部の都市ボローニャでは、1964年以来毎年世界で唯一の子どもの本専門の国際見本市「ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェア」が開催されています。期間中には絵本に関する多くのイベントも行われ、絵本作家や編集者など3万人以上が世界各地から来場します。そして、1976年に見本市で絵本原画のコンクールが始まりました。5点1組のイラストを用意すれば誰でも応募できる公募展で、絵本の専門家である審査員たちによって、すでに絵本として発表された作品も未発表のものも全て公平に審査されます。コンクールでの入選を機に作家としての一歩を踏み出す人も多く、絵本作家の登竜門として親しまれています。今年は94カ国・地域から4,158組の応募があり、日本人とイタリア人を含む33カ国・地域の75組が入選を果たしました。
西宮市大谷記念美術館では、このコンクールで入選した作品を紹介する「ボローニャ国際絵本原画展(ボローニャ展)」を、1978年から毎年恒例の展覧会として開催してきました。今年は、8月22日(土)〜10月18日(日)まで、2026年の全入選作の展示のほか、特別展示として、2025年にSM出版賞を受賞したマリア・ハイドゥク(ウクライナ)の作品やラガッツィ賞で選出された日本の絵本の原画を展示します。
また、今回も、イタリア文化会館-大阪の特別協力により、関連イベントとして、9月11日(金)14時より、キッズコンサート「チャオ!クラシック」をお届けします。村岡瞳(ソプラノ)、北條エレナ(ヴァイオリン)、大槻夏子(ピアノ)の3人が、イタリアを感じさせる、お子様から大人まで耳なじみのある曲を演奏します。イタリアのボローニャで毎年開催されるゼッキーノ・ドーロという子供の歌コンクールで有名になった曲や、イタリア生まれのピノッキオの曲、宮崎駿がイタリアの町を模して描いた魔女の宅急便、そしてナポリ民謡からオペラアリアを始めとするクラシック曲まで、イタリアに纏わる音楽を盛り沢山にお届けします。
お申込み方法ほか詳細は、西宮市大谷記念美術館のイベントページをご覧ください。
展覧会会期:2026年8月22日(土)〜10月18日(日)
コンサート開催日時:2026年9月11日(金)14時開演 (13時30分開場)
会場:西宮市大谷記念美術館