「変化する街ミラノ:1800~1900 年代の文学における「イタリアで最も都市然とした都市」の変遷」
講師: マルコ・ダニエーレ・リモンジェッリ (京都大学文学部特定准教授)
訳: 田中 真美(京都大学文学研究科修士課程)
イタリア語や方言によるロンバルディア文学の主だったテキストを通して、1700 年代から1900年代のミラノの歴史を振り返ります。(ベッカリーア、雑誌『イル カッフェ』、 ヴェッリ兄弟、マンゾーニや機関誌『コンチリアトーレ』が語る)18 世紀ヨーロッパの首都としてのミラノから、ポルタやトラスフォルマーティ学会(Accademia dei Trasformati)員たちのナポレオン統治下・ロマン主義時代のミラノにかけて、ミラノの大作家たちの著作のうちに、統一イタリアの近代化の象徴都市の経済的・文化的発展の痕跡、ミラノの中心地としての誇り、懐古の情、果ては1900 年代初頭の反近代的要求をみていきましょう。
日時: 2018年 12月10日(月) 17:00~
会場: イタリア文化会館-大阪
大阪市北区中之島2-3-18 中之島フェスティバルタワー17F
※入場無料・要ご予約
◆ご予約・お問合わせ◆
イタリア文化会館-大阪
Email: corsi.iicosaka@esteri.it
Tel: 06-6227-8556
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