カラブリア州主催の本セミナーの目的は、都市再生および内部地域の有効利用における文化と歴史遺産が持つ役割を明らかにすることです。取り上げるテーマは、観光再促進のための考古学的遺産の利用から、都市再生の文化的基盤や日伊両国の村の比較展望、それらの村の講じ得る再生戦略まで多岐にわたります。
本セミナーは都市再生や領地計画のエキスパート、建築家、都市工学学者、観光・経済分野の企業、大学、専門誌を対象としており、各分野の第一線で活躍する専門家が登壇します。
講演はイタリア語と英語で行われ、日本語通訳が付きます。
プログラム
モデレーター:イタリア文化会館-大阪館長 アンドレア・ラオス
15:00-15:15 オープニング/開会挨拶(ビデオ)
カラブリア州観光評議員 ジョヴァンニ・カラブレーゼ
15:15-15:30 持続可能な開発の革新的なモデルを構築するためのイタリアの経験と
日本のビジョンとの対話:パネル紹介
ポリデザイン理事長 Prof. アンナ・バルバラ
15:30-15:45 考古学的遺産と文化基盤に基づく地域開発
クロトーネ/シバリ考古学公園園長 Dr. フィリッポ・デンマ
15:45-16:00 文化基盤に基づく都市再生の重要性
MCAマリオ・クチネッラ・アーキテクツ創立者 Archit. マリオ・クチネッラ
16:00-16:15 古代クロトンプロジェクト:クロトーネにおける考古学
~記憶の空間と現代の開発場所の間~
カタンツァーロ県/クロトーネ県考古学・美術・景観監督官
Archit. ステファニア・アルジェンティ
16:15-16:30 内部地域開発のための文化の重要性:ジェラーチェのケース
ジェラーチェ司教城塞副代表 Dr.ジュゼッペ・マンテッラ
16:30-16:45 イタリアの村、日本の村:再生による復活
法政大学名誉教授 陣内秀信
16:45-17:00 クロージング:
旧市街および地域伝統の活用のための動力としての文化遺産とアイデンティティ
カラブリア州経済開発評議員 Att. ロザリオ・ヴァリ
17:00-17:30 ネットワーキング(交流会)