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令和6年度 景雲会大会 金剛流 能『船弁慶』

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能《船弁慶》は人気が高く、海外でもよく上演される作品です。劇的でアクション豊かな作風が特徴です。大抵の場合、能の主人公は前半に仮の姿で現れ、後半に正体を表しますが、この作品では前半に白拍子の静御前、後半に武将の平知盛の幽霊、二つの異なる人物が登場します。

 

<あらすじ>
源平合戦の終結後、源義経と兄頼朝の関係が悪化する頃の話です。義経は忠実な家臣の弁慶や恋人の静御前と共に大物浦へ向かいます。静が一行に同行するのは危険なため、彼女は義経と共にいたいと思いながらも都に戻されます。出発前、静は義経に別れを告げ、彼の無事を願って舞を舞います。一行は船出し、やがて嵐が起こります。海から平家の亡霊たちが現れ、平知盛が襲いかかります。弁慶は霊力を使って反撃し、最終的に知盛を打ち負かし、亡霊は退散します。

 

<出演>
シテ:ディエゴ・ペレッキア
京都産業大学文化学部准教授。イタリア北部ブレシア市生まれ。2007年より金剛流能楽師宇髙通成・宇髙竜成に師事。2020年金剛流の師範免許取得。2016年より国際能研究会の運営に従事。能楽に関する多数の論文を発表。

 

日時:2024年8月25日(日)
時間:14:00 〜 15:30
場所:金剛能楽堂(602-0912 京都市上京区烏丸通中立売上ル)
入場無料 予約不要

主催 景雲会
共催 国際能楽研究会 (INI)
特別協力 イタリア文化会館-大阪

  • 主催: 景雲会、国際能楽研究会 (INI)
  • 協力: イタリア文化会館-大阪