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クリスチャン・レオッタ ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏会 2nd Stage

芸術への深い理解とベートーヴェンへの強い憧憬

カール・ツェルニーそしてアルトゥール・シュナ-ベル等ベートーヴェンに深く繋がるピアニストに与し、ベートーヴェンの真の伝道師を自認しているクリスチャン・レオッタについて、1st stageにお越しいただいた岡田暁生先生(音楽学者)は彼の演奏について次のように語っています。「ポストモダンもピリオド楽器もくそくらえ!!あくまでベートーヴェンの精神性と古典性そして記念碑性に愚直なまでにこだわる。かといって、ドイツ観念論的、形而上学的お説教くささは微塵も感じさせない。例えて言えば、アポロ的な静謐で満たされたギリシャ神殿のごときベートーヴェンである。」

若き巨匠が紡ぎだす、凄まじくも美しいベートーヴェンの世界をどうぞご堪能ください。

 

クリスチャン・レオッタ ベートーヴェン ピアノ・ソナタ全曲演奏会 2nd stageプログラム
4/29(金・祝) 14:00開演 第11番、第5番、第27番、第23番「熱情」
4/30(土) 14:00開演 マスタークラス&中村孝義氏との対談を実施 入場料1,000円(本公演のチケット提示で無料)
5/5(木・祝) 14:00開演 第14番「月光」、第2番、第7番、第26番「告別」
5/8(日) 14:00開演 第12番、第4番、第20番、第29番「ハンマークラヴィーア」
5/12(木) 19:00開演 第9番、第21番「ワルトシュタイン」、第18番、第31番
5/15(日) 14:00開演  第16番、第8番「悲愴」、第24番、第32番

※各日、開演30分前より中村孝義氏(大阪音楽大学理事長・教授)によるプレトークあり

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プロフィール

Christian Leotta
クリスチャン・レオッタ(ピアノ)
ロザリン・テューレックには「生まれながらの驚くべき音楽性を身につけたたぐいまれな才能」と、また、カール・ウルリッヒ・シュナーベルからは「古典派、ロマン派の作曲家の指示に対する彼の解釈は素晴らしくかつ完璧であり、彼らの意図を理解している」と評された。
カターニア生まれ。7才よりピアノを始める。ミラノのG.ヴェルディ音楽院のマリオ・パトゥッツィのもとで学んだ後、コモ湖のテオ・リーヴェン国際ピアノ財団及びオクスフォードのテューレックバッハ研究財団で学ぶ。
2002年にはモントリオールにて、若干22才でベートーヴェンのピアノソナタ全32 曲を披露するという偉業を成し遂げた。それは60年代にダニエル・バレンボイムが成し遂げた以来の出来事であった。以後、ベートーヴェンのピアノソナタ全32曲演奏を欧米の主要都市で披露。この芸術活動により2004年イタリア共和国大統領より功労賞を授けられる。
興業の成功と高い評価をうけ、2007年にはアトマ・クラシック社と全32 曲の10枚のCDへの録音に取りかかり、2008年から2013年にかけて全曲をリリース。国際的にも非常に高い評価をうけ、レオッタ自身「現代の最も優れたベートーヴェン弾きの一人」として評され、CDも「今まで世に出た一連の中で最も卓越した作品」とされた。
2010年にグアダラハラのデゴラド劇場でなされた、ベートーヴェンの5つの協奏曲、および合唱幻想曲の演奏において、新聞紙面では「レオッタは並外れている。激しく抗いがたいリリシズム、奏法と共に押し寄せる熱情」と評される。
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団、RAI国立交響楽団、ミラノG.ヴェルディ交響楽団等と世界の主要ホールにて共演。
今年はすでにベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会をバンコク(タイ)、コモ(イタリア)で終了させたほかアルジェリア、ベルガモ、トラパニ、メッシーナ(イタリア)での演奏会が進行中。京都府立府民ホール“アルティ”が自身20 回目の全曲演奏会となる。アルジェリアではアフリカ初、そしてバンコクではタイで初となり、ベートーヴェンの優れた演奏家として、多くの国や主要な都市において全曲演奏会を披露する初の演奏家となっている。
2016 年には、昨年カナダ・ケベック州のthe Palais Montcalm で録音された、ベートーヴェンのディアベッリ変奏曲を含む新しいCD がアトマ・クラシック社より発売される。
2015年12月に府民ホール“アルティ”での1st Stageをスタンディングオベーションで終えた。

 

  • 主催: 京都府、創(京都府立府民ホールALTI)、イタリア文化会館-大阪
  • 協力: 国際ソロプチミスト京都-東山、京都新聞、朝日新聞京都総局、産経新聞社、日本経済新聞社大阪本社、毎日新