堺市との共催で、イタリア人実力派ギタリスト:カルロ・フィエレンスのコンサートを開催いたします。
※ 入場無料・先着100名
お問い合わせ:堺市役所国際課(Tel: 072-222-7343)
カルロ・フィエレンス
カルロ・フィエレンスはフィナーレ・リーグレで生まれた。国際的に称賛されたギタリスト父グイッレルモの手ほどきでギターの勉強を始める。その後アレッサンドリア音楽院を卒業、トレント音楽院で2年間のコンチェルト専攻課程を修了、成績はいつも満点プラス賛辞であった。若い頃からコンチェルトを弾き、国内及び国際コンクールに参加し始める。ローマのアリリオ・ディアス・コンクール、イタリアン・フェスティバル国際コンクール(審査員長マエストロ・マルチェッロ・アバド)、アメリカ合衆国の「インディアナポリス・マチネ音楽コンクール」での優勝を含め10回以上も第1位を獲得している。国際音楽賞コンクール(アメリカ合衆国)の決勝進出者として、その高度な音楽パフォーマンスによって国立音楽アカデミーの名誉会員に選ばれた。2013年に教育大学研究省から国内最高のソリストに贈られる「イタリア芸術賞」を授与された。ワシントンD.C.(アメリカ合衆国)のケネディホール、名古屋(日本)の宗次ホール、ブエノスアイレス(アルゼンチン)のメトロポリタン美術館、リオ・デ・ジャネイロ(ブラジル)のヴィラ・ロボス記念館、香港のバプティスト大学のアセンブリーホール、イェレヴァン(アルメニア)のアルノ・ババジャニアン・ホール、ミラノのサン・バビラ劇場、ローマにある教育大学研究省のクロチェーレホールなど、ヨーロッパ、アメリカ、アジア各地で演奏し、絶えず批評家と聴衆から絶賛を浴びてきた。
「ラ・スタンパ」紙の批評家サンドロ・カッペッレットは、才能あるイタリアの若者に捧げるコラムで彼を取り上げて、こう述べている。「作品のコントラストや即興的な解放をみごとに捉え、それらをフレージングの中へ、早くもしっかり意識している演奏のテンポの呼吸の中へ、時には荒々しく時にはこの上なく甘美に表情を変える響きの中へと回帰していく」。クレモナ大学、パヴィア大学にて音楽学を専攻、満点プラス賛辞を獲得して卒業した。デンバー大学(アメリカ合衆国)ではリカルド・イズナオラ、ジョナサン・リースウッドに師事し、全額奨学金によって2011年にアーティスト課程を修了した。アメリカ合衆国の国際音楽祭「ボードウィン」では舞台公演アシスタントを務めた。インディアナ大学のジェイコブス音楽学院においてエルネスト・ビテッティに師事し博士課程に在籍する傍ら、同校で講師として教鞭を執る。