当サイトは技術的(必須)及び分析用クッキーを利用しています。
サイト閲覧を継続するとクッキーの利用に同意したとみなされます。

フランチェスカ・マリア・コッラーオ講演会『シチリアのアラビア詩人からシチリア派まで:イタリア文学における知られざる時代』

シチリアは、827年から1091年まで政治的・経済的にアラブ支配下にありました。その期間に「シチリアはすぐに西洋と東洋の博識者たちにとって出会いと文化交流の実り多い場所となりました。新しくシチリアにやってきた人々は、何世紀にも渡る研究と宗教論争を通して東洋で熟した諸問題を、新たに改宗した人々と早くから共有することができました。」(フランチェスカ・マリア・コッラーオ著『シチリアのアラブ詩人たち』(2002年:メッシーナ刊)12頁より引用)

また、文学作品、とりわけシチリアで詠まれた詩は、アラビア文学の中で重要な位置を占めるようなレベルにまで達しました。

シチリアにおけるアラビア文化は、その後のノルマン人によるシチリア征服によっても失われることなく、13世紀まで政治・文化の場においてその存在を示し、イタリア文学の誕生に影響を与えました。その影響については今日なお研究者たちの議論の的となっています。

コッラーオ教授は、アラビア文化・歴史の専門家であり、シチリアのアラビア名詩選の監修者でもあります。この名詩選は有力なイタリア人詩人たちとのコラボレーションのお陰で実現したもので、専門家ではない一般の人々に、まだあまり知られていないシチリアの歴史において意義ある時代を紹介します。

入場無料・要予約
※本講演会には日本語通訳が付きます

 

◆お問い合わせ・お申し込み◆
イタリア文化会館-大阪・講座担当
Tel : 06-6227-8556 / Mail : corsi.iicosaka@esteri.it

※ メールでお申し込みの際は、メール本文に以下3点をご記入の上、イタリア文化会館-大阪・講座担当宛にお送りください。

① 3月22日予約
② お名前
③ 電話番号

 

 

  • 主催: イタリア文化会館-大阪