長年、仕事と生活の拠点を置いていた、イタリアを2年余り前に引き上げてきて、今回日本での再スタートのリサイタルをイタリア総領事館及びイタリア文化会館の主催にて、神戸北野の神戸倶楽部で開催いたします。ナポリ生まれの音楽史上、鍵盤音楽の先駆者といえる、スカルラッティと、ポーランド生まれのピアノの独特の世界観を創り出したショパンという、ふたりの天才作曲家をとりあげ、あらためて、この時代、文化の違う二人の鍵盤音楽の巨匠に焦点を当てました。いずれの曲も創造性、幻想性にあふれ、その深い世界をどれだけ表現できるか、取り組んでみました。今回のリサイタルは、20年前の阪神淡路大震災で外部の破損をうけながらも、ニューヨークスタインウェイ社で修理され、見事によみがえったヴィンテージ・スタインウェイを使用します。 3月28日 14時30分 神戸倶楽部にて開催 プログラムドメニコ・スカルラッティ: ソナタ ホ長調、ソナタ ロ短調、ソナタ ニ長調フレデリック・ショパン : 幻想曲 ヘ長調 作品49、幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66 幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61チケット 3,000円(前売) 3,500円(当日) 全席自由お問い合わせは 072-775-1507(森下)まで