イタリアを代表するトランペッター Enrico Rava の直弟子であり、GP Big Band や Hasta Jazz Orchestra他、イタリアの著名な楽団で活躍し、オリジナルからエレクトリック、ファンキー、スタンダードまで幅広い演奏力と表現力を持つトランペッター:マルコ・ヴェッツォーゾが2年ぶりに来日。同じくイタリアから、ペトルチアーノ兄弟やファブリッツィオ・ボッソのツアーでも活躍のピアニスト:アレッサンドロ・コッリーナを伴っての京都初登場です。
共演する日本人メンバーは、山下洋輔や菊池成孔、ROVO、大友良英ら数多くのアーティストと共演し、海外での評価も高く、ヴェッツォーゾの師エンリコ・ラーヴァとも共演のドラマー:芳垣安洋。芳垣氏とは旧知の間柄であり海外での演奏や多くのミュージシャンのプロデュースも手がけるコントラバス:中島教秀。イタリアと日本で培われたジャズの名手達による一夜限りのセッション、ライブハウスならではの臨場感にこだわったスペシャルライブに、どうぞご期待ください。
タイトル:
~ITALIAN JAZZ NIGHT~ マルコ・ヴェッツォーゾ、アレッサンドロ・コッリーナ、中島教秀&芳垣安洋
日時:2017年8月28日(月曜) 開場18:00/開演19:30
場所:Live Spot RAG(ライブスポットラグ)
京都市中京区木屋町通三条上ル 京都エンパイヤビル5F
Tel:075-241-0446
出演:
Marco Vezzoso(マルコ・ヴェッツォーゾ、トランペット)fromイタリア
Alessandro Collina(アレッサンドロ・コッリーナ、ピアノ)fromイタリア
中島 教秀(なかじま のりひで、コントラバス)
芳垣 安洋(よしがき やすひろ、ドラム)
料金:
一般 前売 3,000円/当日 3,500円
学生 前売 2,000円/当日 2,500円
カルタレオナルド会員 前売 2,500円/当日 3,000円
※別途料金にてお一人様につき1ドリンク&1フードのご注文をお願いいたします
取り扱い:
Live Spot RAG(ライブスポットラグ) Tel. 075-241-0446
チケットぴあ Tel. 0570-02-9999 [Pコード:338-500 ]
ローソンチケット Tel. 0570-084-005 [Lコード:55963 ]
主催:
イタリア文化会館-大阪、Live Spot RAG
後援:
在大阪イタリア総領事館、京都市、特定非営利活動法人関西ジャズ協会
<アーティストプロフィール>
Marco Vezzoso マルコ・ヴェッツォーゾ(トランペット)
イタリア出身のトランペット奏者。アルバ音楽学校にてマルコ・ベローネに師事し、10歳よりトランペットを始める。2001年にトリノの名門ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院にてディプロマを取得後、フラヴィオ・ボルトロ、ファブリッツィオ・ボッソ、パオロ・フレスなど世界的なトランペット奏者との共演を果たす。2014年にはキャリア初となるソロアルバム「Jazz a Porter」をミラノに拠点を置くMAPよりリリース。翌年、大阪で開催された「DIM 2015」では、アレッサンドロ・コッリーナとともにライブパフォーマンスを披露し、オーディエンスから大喝采を浴びる。当日の演奏を収めたライブ盤「Japan Live Tour 2015: The Osaka Concertが、日本の音楽レーベルDa Vinci Jazzよりリリースされている。近年は、ニース地方音楽院にて後進の育成にも努め、また一方では即興パフォーマンスの手法である「サウンド・ペインティング」にも力を入れるなど、各方面で精力的な活動を展開している。
Alessandro Collina アレッサンドロ・コッリーナ(ピアノ)
イタリア出身のピアニスト。ラ・スペツィア音楽院にてクラシックピアノを学んだ後、ニース地方音楽院に入学しジャズピアノを学ぶ。トロンボーン奏者ルカ・ベゴニア率いるカルテットへの参加などを経て、サックス奏者ポール・ジェフリーのヨーロッパツアーに同行。2009年にはポール・ジェフリー・カルテットのメンバーとして、セロニアス・モンクのトリビュート盤「We See」を発表している。また同年には、ペトルチアーニ兄弟より招待を受け、フランスが誇るジャズピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニの没後10周年を記念した演奏をイタリアの主要なジャズフェスティバルで行っている。これまでにファブリッツィオ・ボッソ、ジャンニ・バッソ、エマヌエーレ・チーズィなど、世界的なアーティストと多数共演。マルコ・ヴェッツォーゾとともに出演した「DIM2015」では、優雅なアンサンブルを披露し、オーディエンスを魅了した。
中島教秀 なかじま のりひで(コントラバス)
大阪大学在学中より演奏活動を始め、卒業後、藤井貞泰トリオでキャリアをスタート。1983年に世良譲トリオに加入。モントリュー・ジャズフェスティバル、中国公演、レコーディング(CD「I Love You」他)、TV・ラジオ出演等で活躍する。松本英彦、北村英二、宮沢昭など大物ミュージシャンとのセッションを経て、1987年に渡米。帰国後、自己の3つのバンドの他、新しい形のロックバンドWooden Pipeで活動。有山じゅんじの「Make a Joyful Noise」、琴の澤千佐子の「Heavenly Peace」等のCDに参加。1995年、自己のバンドChina Panで別府湾ジャズフェスティバルに出演。2000年、Acoustic Motionを結成。2001年ジュエルサウンド社よりCD「snow ridge」を発売.。2005年ヴォーカリストSHUとユニット奏詩音とのCD「ラボラトリーサイズ」を発表。2010年、ピアニスト大友孝彰とのオリジナルデュオ作品「FarWest」をリリース。2012年、竹下清志、ラリー・マーシャルとトリオ・ナノピークスでCD「モルゲンロート」、2013年、ピアニスト細川正彦とのオリジナル曲集CD「デュオローグ」、2014年、サックスの武井努とオリジナル曲集「InThe Kichen」を発表。2016年、武井努、清水勇博とのトリオでCD「Valley」を制作。現在は自己のバンド活動の他、数多くのアーティストのプロデュース、CD制作なども手がけている。
芳垣安洋 よしがき やすひろ(ドラム)
関西のジャズエリアでキャリアをスタートさせ、モダン・チョキチョキズ、ベツニ・ナンモ・クレズマー・オーケストラ、渋さ知らズなどに参加後上京。渋谷 毅、山下洋輔、坂田明、板橋文夫、梅津和時、片山広明、巻上公一、ホッピー神山、大島保克、菊地成孔、オオヤユウスケ、高田漣、ヤドランカ、酒井俊、長谷川きよし、カルメン・マキ、おおたか静流、小島真由実、浜田真理子、カヒミ・カリィ、UA、原田郁子、John Zorn、Bill Laswellなど様々なミュージシャンと共演。現在、ROVO、大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラ、南博GO THERE、アルタード・ステイツや自己のバンド Vincent Atmicus、Emergency!、Orquesta Nudge!Nudge!等のライブ活動の他、蜷川幸雄や文学座などの演劇や、映画の音楽制作も手掛ける。メールスジャズフェスを始めとする欧米のジャズや現代音楽のフェスティバルへの出演や、来日するミュージシャンとの共演も多く、2016年のエンリコ・ラーヴァ日本ツアーでは、自由で創造性の高いリズムを生み出す演奏で大絶賛された。海外ではインプロヴァイザーとしての評価も高い。レーベル「Glamorous」を主宰する。