個展
マックス・パペスキは広範囲に認められているイタリア人若手現代アーティストの中でも中心的な存在であり、過去の評論では社会的に議論の的で政治的には無礼と言われるなど酷い否定もありましたが、世界の大箇所でのたくさんの展示で説明することで理解されるようになりました。現在、作家としても活動しており、昨年の4月に彼の自伝“Vendere svatiche e vivere felici (ナチスを売りそして幸せに生きる)”が“Sperling &Kupfer”から出版されました。
いつも凄い皮肉で人々を驚かせますが、それは彼自身が近代、現代の歴史を熟知しそれを明らかにし、マスメディアのシンボルと歴史的なものを並べて、社会的、政治的問題を表現することでグローバルな社会に潜むネガティブな部分を理解してもらうというコンセプトに基づいたものです。
イタリア コモのMARSIGLIONE ARTS GALLERYはこのアーティストの個展を遡ること今年5月、サンフランシスコで展示を行い、 現在では9月8日からフランス・パリでも展覧会を開催している、世界中へ精力的なツアーを行っているプロジェクトです。
1年間をかけて世界を回ったこのプロジェクトの成果により彼の作品は世界中で認知されつつあります。
マックス・パペスキにとって初めての日本での展覧会を京都のGALLERY TOMOで開催されます。
2014年9月30日(火) ~10月12日(日)
12:00~19:00 (最終日18:00迄) ※月曜休
GALLERY TOMO
〒606-0995京都市中京区寺町通丸太町東入る
南側下御霊前町633青山ビル1F
TEL&FAX:075-585-4160
監修
MAG Salvatore Marsiglione (サルバトーレ マルシリョーネ)
GALLERY TOMO 青山 知相
後援:
イタリア文化会館-大阪
京都市
公益財団法人 京都国際交流協会
Luigi Russolo 資料連盟