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「ヴェローナ/ヴェネトワイン対談」

vino venrto

第7回世界イタリア料理週間記念プログラム

長浜-ヴェローナ姉妹都市提携30周年記念特別プログラム

 「ヴェローナ/ヴェネトワイン対談」

スピーカー:ラッファエッレ ・ボスカイーニ、高岡洋文

モデレーター:ルチャーノ・ジャンフィリッピ

 

メッセージ

ヴェローナとその周辺では、2000年以上前からワインが生産され、広大なローマ帝国各地とその植民地に出荷されていました。これはヴェローナにおいしいワインを飲む文化があったことも示しています。今日は日伊のワインの専門家を招いて、ヴェローナとヴェネトのワイン文化について見ていきましょう。(モデレーター:ルチャーノ・ジャンフィリッピ)

 

企画紹介

第7回世界イタリア料理週間と長浜市-ヴェローナ姉妹都市提携30周年を記念して、ヴェローナを代表するワイナリーMASI社の7代目でイタリア産業総連盟ヴェローナ支部代表のラッファエッレ ・ボスカイーニ氏と、滋賀県在住のAIS(イタリアソムリエ協会)認定ソムリエで京都外国語大学講師の高岡洋文氏がヴェローナおよびヴェネトのワインについて語り合います。モデレーターは日本在住のイタリア人ジャーナリストでワイン研究家のルチャーノ・ジャンフィリッピ氏です。

 

対談ビデオは、イタリア文化会館-大阪のイベント特設サイト「IIC OSAKA Eventi Online」にて公開中です。視聴リンクはこちら

 

ラッファエッレ ・ボスカイーニ

MASI(マアジ)社創業家の7代目、マーケティングディレクター。イタリア産業総連盟ヴェローナ支部代表。

学業修了後、イギリスの権威ある「ワイン&スピリット・エデュケーショナル・トラスト」でディプロマを取得。家業のMASI社の職に就く前には、輸入業者のバークマンズ・ワインセラーズやイギリスの大手アルコール飲料小売酒販店のオドビンなど、海外で多くの経験を積んだ。

MASI社内では様々な技術的・管理的役割を担い、責任ある様々な職務を経て、現在は主にマーケティング面に携わり、ここ数年は、醸造学から農学、マーケティングまで様々な分野の専門家からなる技術グループの統括責任者として、MASI社のワインの技術向上と高品質化に貢献している。父と妹のアレッサンドラとともに、特に北南米とヨーロッパの市場で、世界的なブランドアンバサダーを務める。またワイン醸造の専門家としてThe Society of Wine Educators(ソサエティーオブワインエデュケーターズ)の年次総会に何度も招かれ、講演を行っている。2003年からはロンドンの権威あるインターナショナル・ワイン・チャレンジの審査員も務めている。

 

高岡洋文

AIS(イタリアソムリエ協会)認定ソムリエ。京都外国語大学講師。

1967年西宮市生まれ。1985年、映画好きが高じて京都産業大学外国語学部言語学科イタリア語専修入学。1988年、外務省在ローマ日本国大使館派遣員として赴任。赴任中、ローマの日本文化会館の依頼で黒澤明に関する書籍を伊訳、黒澤明回顧展にて出版される。1991年に帰国し、大学卒業。テレビ制作会社でアシスタントディレクター、京都名画座にて映写技師などを経験。1994年、イタリアソムリエ協会ローマ支部プロフェッショナルソムリエコースを修了。1995年、ローマ「アガタ・エ・ロメオ」、サルデーニャ「ラ・コロンベッラ」にて研修。1996年、ソムリエ認定後に帰国し、京都のイタリア料理店「プリンチペッサ」にてソムリエを務める。2000年、「プリンチペッサ」を退職後、独立してイタリアワインセミナー、イタリアワインツアー、イタリア料理イベントなどを地元近江八幡や京都、大阪で開催。また、阪急百貨店イタリア展でのワインセミナーの講師(2008−2016)、京都外国語大学での「イタリア生活文化論」の非常勤講師を務め、イタリアの食とワインを巡る地方文化について講義する(2010〜)。2016年、株式会社ヴィーテ・イタリアを起業。イタリア料理店ヴィーテとデリバリー弁当の店を経営。

 

ルチャーノ・ジャンフィリッピ

ヴェネツィア生まれのジャーナリスト。多くの出版社やイタリアの民間放送局「テレヴェローナ」にて勤務。ヴェネツィアの地元紙『イル・ガゼッティーノ』に1985年開催のつくば科学万博に関する特集記事を寄稿、続く2005年の愛知万博も取材。

1988年にローマの新聞社『イル・メッサッジェーロ』の外信部に入社。2011年、サブチーフとしてのデスクワーク及び特派記者の職務を終了。同年より兵庫県宝塚市に在住。

30年以上にわたりアテネオ・ヴェネト財団の会員。欧州連邦主義運動の会員、また、イタリア料理アカデミー大阪・関西公使館の会員でもある。